販売戸数20戸に対して193件の登録。立地の稀少性、財閥系大手分譲、100戸超の規模(と言っても101戸だが)。唯一無比で、ほしい人はいくらでもほしい、という可能性がある物件だ。結果的にそういう人が多かった、と解釈してもよい。
人気になった理由として、三菱地所レジデンスのプレスリリースでは、「稀少性の高い立地」「住まいとしての品質」「暮らしのサポート」が評価されたと言っているが、少なくとも後者二つについては、この価格帯なら特別豪華ではないと感じる。(最近、たいした物件でもないのにやたら価格だけ強気な物件もありますが・・・)
これは、やはり、これは価格設定が安すぎたのではないかと思う。自己居住用と投資用の割合はどのような感じだろう。
パークハウスグラン南青山は、南青山五丁目という立地の稀少性を盛んにPRしていたが、最近自宅に案内が来ていた三井不動産レジデンシャルのTHE UPPER RESIDENCEも徐に見てみたら南青山5丁目だった。なんだ、稀少じゃないじゃん、と一瞬思ったが、物件概要に「既存建物建築年月:平成4年3月」とあるので新築分譲というわけではないようだ。地図で確認してみると、ミノッティが入ってるあれのことか?いずれにしても、こちらも価格次第では立地の稀少性からして人気になりそう。パークハウスグラン南青山と比べ、どのくらいの価格差なんですかね。
こんな調子なら、パークコート赤坂檜町ザタワーは、かなりの強気になるだろうな。最上階の物件とかどういう価格になるのか、ほとほと呆れる価格設定を期待している。それにしても、パークコート赤坂檜町ザタワーのウェブサイトは、無駄にポップだ。一体どういう顧客層をイメージしてこんなウェブサイトにしたのだろう。