2015年8月4日火曜日

プランドゥシーの底力(オリエンタルホテルのバー)

二ノ橋「ザ・トウキョウレストラン」や広尾羽沢「ハネザワガーデン」といった、東京のイケイケな男女(笑)が集う、一時代を築いた伝説のレストランを運営してきた株式会社プランドゥシー。

神戸でも、これまた評価が高かった「ハウスオブパシフィック」を経営してきたが、これまで名前を挙げた3店とも惜しまれつつ閉店。評価されているお店でも閉めてしまうのがこの会社。おそらく不動産の所有者との契約形態なのだろう。

さて、そのハウスオブパシフィック閉店後、しばらくしてオープンさせたのが旧居留地の「オリエンタルホテル」。

17階のダイニングのスタッフは、ハウスオブパシフィック時代のメンバーが中心で、その名も「メインダイニング バイザハウスオブパシフィック」。ニューヨークの今風のホテルを思わせる内装と、神戸の品のいい大人が中心の客層、清潔感のあるサービススタッフが、非日常感と日常感の境目のちょうどよいバランスのところで、居心地のよい雰囲気を作り上げている。

バースペースでもしっかりとした食事を注文できる。

今回は、神戸ポークカツサンド1800円とフライドオリーブ800円を注文。フライドオリーブってありそうであまりない食べ物。オリーブはまず種をとり、くりぬいてできた空洞部にツナやアンチョビを詰めてから揚げており、中に詰まったものの塩気だけで十分な味。いかにも酒にあいそうで、本当にあう。

サービス料は10%。

ちなみに、兵庫県では条例でやたらと禁煙のバーが多いが、こちらは喫煙可である。

ザ ハウス オブ パシフィックイタリアン / 旧居留地・大丸前駅三宮・花時計前駅元町駅(阪神)
夜総合点★★★☆☆ 3.8

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