2016年1月2日土曜日

出回らない魚トッパタを楽しめる(めしや大磯港)

大磯港にある食事処。漁港とか市場にある食事処は、観光客・一般客向けと、現場の人向けに分けられるが、こちらは前者。これはどちらの方がよいとか悪いとかではない。後者の方が本格感?はあるが、殺伐として、家族連れでゆっくりできる雰囲気はない。ウォシュレットのある便所もない。
こちらはその逆、前者で、トイレはきれいだし、ゆっくりしてOKな雰囲気。
なので、クラシックな漁港飯を期待している人は別のお店に行った方がいい。
夜の訪問となったので、日本酒と生シラス、トッパタという焼き魚を注文。生シラスは550円くらいだから、量も少ないはず、量的にはちょっと足りないくらいか、と思っていたが、運ばれてきたのは山盛りの生シラス。これはお得感あるね。なるほど、この量と値段のバランスか、とこの時点で理解。お酒を頼むとついてくる付け合せのあら煮も美味しいし、量が多い。
トッパタが運ばれてくるまえに既に満腹感ではじめたが、、、運ばれてきたトッパタは、想像通り、大きい。このトッパタという魚、ここだけでしか獲れないというわけではないようだが、量が出ないからか、スーパー等には出回らず、各漁村で消費されているみたい。ここではトッパタと呼ばれているが、名前はたくさんあるらしい。一番一般的な名前は「スミヤキ」みたい。正式名はクロシビカマス、カマスの仲間ですね。脂がのっていて美味しかった。
とにかくお得感のあるお店。ゆっくりできる夜にお酒をのみつつ行くのがいいと思う。
漁港というと、車でしか行けない場所が多いが、ここは駅から徒歩で行ける距離にあるのも便利でよい。

めしや 大磯港魚介・海鮮料理 / 大磯駅
夜総合点★★★☆☆ 3.2

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