もちろん自家使用としての住居物件にも関心があるが、とりあえず今の家は気に入っているので、今は主に投資対象として眺めている。
ただし、近郊のアパート経営には関心はない。
自分でも住みたいと思えるような物件だけを見ている。いざとなったら自分で住んでもいいというリスクヘッジでもある。
そうなると、場所はいわゆる3Aとなる。ちなみに、3Aとは、麻布、赤坂、青山のイニシャルのAです、念のため。
このエリアの値動きは、新聞などで報道される首都圏マンション価格推移などがあてにならない。外国人の投資家が跋扈する、値動きの激しいエリアだ。特に築浅のタワーマンションはその傾向が強い。
ある程度参考になるのは、不動産屋のダイレクトメールに入っているレポートである。
先日、リアルプランセンターからのDMに「プレミアムマンション成約価格推移」が入っていた。
私の経験からすると、アベノミクス前夜と現在では、3Aのタワーマンションの中古物件の価格は5割は上げていると思う。
タワーマンション以外だと、値動きはやや落ち着いているということもあるだろうし、このグラフはやや控えめではあるが、傾向としては私の肌感覚にも近い。
なので、このリアルプランセンターのコメント「アベノミクス以降、上昇を続けておりました平均成約単価が約3年ぶりに下落いたしました。」は軽視できないと感じている。
3Aでは新築大型物件の供給も少なくなってきており、大きな曲がり角を迎えたのかもしれない。
3A以外での注目物件は三井不動産レジデンシャルの「パークコート浜離宮ザタワー」。565戸の大型プロジェクトです。
公式ホームページはこちら
ところで、都内で泊まるホテルはコンラッド東京と決めている。(自分でそう思っているだけで、実際は諸事情により、それ以外にはもよく泊まるが)
その理由は浜離宮と海を臨む眺望。
ホテルの質としてはリッツカールトン東京の方が好きで、飲食店はリッツカールトン東京によく行くが、眺望はただ遠くが見えるだけで全然面白くない。
パークコート浜離宮ザタワーも、そんな景色なら、大きな価値を感じる。
「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の一環として開発されるようで、そう聞くと、「なんだ浜松町か」となんとなくがっかりしてしまうが、実際は汐留の外れ、という感じの場所。
当然3Aのタワーマンションよりは安いと思うが、汐留ツインパークスは中古でもやたら高値で売りにでているし、どの程度のプライシングなのか?
マンション価格が本当に一服するかどうか、三井がこのマンションにどのような値を付けるかは大きな参考になるだろう。