2016年10月10日月曜日

Uber EATS使ってみた。青山在住者には使えるサービスだぞ

Uber EATSが渋谷区と港区の一部でサービスを開始した。
いずれ東京のより広い地域で使えるようになるだろう。
Uber EATSのウェブサイトはこちら→https://ubereats.com/tokyo/

簡単に消費者目線で解説すると、スマホアプリで、レストランに料理を注文すると、Uberの人が自転車がバイクでレストランから家まで持ってきてくれるシステムだ。

私はスマホアプリが嫌いで、できるだけブラウザだけで対処してきたが、これはウェブブラウザでは操作できない。今回はいたしかたない。アプリがないと注文できないので、久しぶりにアプリをダウンロード。

アプリを起動し、お店を検索してみる。何かの記事で「Uber EATSで高級レストランを自宅で食べられる」みたいなことが書いてあったが、高級レストランはありません。高級レストランはゼロです(2016年10月時点)。トップに表示されるのはKUA AINAだし。
もともとテイクアウトでも提供している店が多いです。ハンバーガーとか。そういう店にとっては、Uber EATSに参入するからといって新たに設備投資したり、オペレーションを大幅に見直す必要もないだろうから、気軽に参入できますよね。「高級レストラン」の登場は今後に期待ですね。

今回はハンバーガー屋の「ハラカラ。青山店」でハンバーガーの配達をお願いした。
「同じ青山にあるんだから、ちょっと歩いて買いにいけよ」と言われそうな距離ではあるが、、、
ん、まてよ。そう考えると、Uber EATSの価値ってなんなんだろう?ちょっと歩いて買いに行けばよいのを、誰かに運んでもらうだけ、と考えると、Uber EATが消費者に対して提供している付加価値はすごく低い。ただ単に運ぶだけ。もちろん、お店にとっては顧客が広がるという価値があるわけだけど、消費者にとっての価値は近距離を運ぶだけか。
なんてことを考えながら、注文から到着をまっていた時に鏡に映った自分を見て気が付いた。起きたまんまの姿。シャワーも浴びてなければ、着替えてもいないパジャマ姿。マクドナルドに歩いていくこともできないだらしない姿ではあるが、Uber EATSであれば、このままの姿でも一定水準の料理が食べられる、というわけで、これはなかなかの価値である。ホテルのルームサービスみたいなものだね。自宅版の簡易ルームサービスだと思えば、それなりの価値が感じられてくる。

アプリでは配達する人の現在位置がGPSで補足できるようになっていて、ずっと見ていたが、道を間違えたりしていて、ハラハラさせられるのも面白い。「あーそっちじゃないよ!」とか「そうそう、そっちの道で正解!」とか、思わず応援してしまった。

そういえば配達料はゼロでした。
そして、ハラカラ。のハンバーガーの価格も、お店に行って直接買うのと同じ価格。(だと思う)
配送料は、お店からUber側に支払われるシステムのようだが、単身者やDINKS世帯に少量配送してるだけだと、運営側があのビジネスモデルで利益を出すって結構大変そうだが、、、
お店からどのくらいとってるんだろう。Uber側の事業計画を見てみたいな。

なお、今回利用したのは1500円のクーポンコードがばらまかれていたことがきっかけである。このクーポンコード、facebookの友達、そこここのブログでやたらとアピールされている。どうやらそのクーポンコードを使うと、ばらまいた人にも1500円分のクーポンが付与されるというベネフィットがある仕組みらしい。なるほど、とりあえずさらしておいた方がいいわけだ。そういう意味では、普段お世話になっている人のクーポンを使うのがよいかもね。
私は、配達員を経験された方のこちらのブログ↓がためになったので、感謝の気持ちも込めて、このクーポンコードを利用した。
このブログの方、見ず知らずの方であるが、この人に1500円のクーポンが行くと思うと、なんとなくいいことをした気分になる。実際には自分が1500円得するだけだが(笑)

ルームサービスだと思えばなかなか価値のあるサービスであった。
青山は、ちょっとでも外にでるとオシャレな人たちが町にあふれていて、紀伊国屋の隣のケンタッキーに買いに行くのも、ある程度身綺麗にしなくてはならない。そういう意味では、青山在住者にはなかなかよいサービスだと思った。

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