一方、ELLE CAFFEの奥、郵便局の向かいに出したCITY SHOP NOODLEは、間違いなく美味しいものを食べに行く店である。もちろんオシャレで、ついついインスタにあげたくなったりするだろうが、それはおまけ。あくまで、美味しい麺料理がメインである。そういう意味では、デリカテッセンの方とは逆である。
客層はどの時間帯に行っても20代前半から40代までの女性が主体。おいしい料理を女性に独占されるのはもったいない。世の男性よ、もっとシティショップヌードルに行こう!
ただし、麺の店だからといって、商店街の藪そばや家系ラーメンに行くつもりの服装では浮くので、最低限のオシャレはしていこう。麺屋で定番のニッカポッカや作業着で行くと他の客からの視線が痛いであろう。
料理は麺の種類、味付け、付け合せ、トッピングを自分で選択するスタイルで、組み合わせ数はかなり多い。自分のベストチョイスを見つけるのが楽しいのだが、そのためには何度も足を運ばねばならない。吉井雄一がリピーター作りの手法として考えたなら、アッパレである。
何度か通って私がたどりついたMYBESTは、もっとも主流と思われる、邦栄堂の普通の方の麺とシグニチャー醤油の組み合わせ。
調味料も用意されていて、途中で味変も可能。
何かとよい仕掛けがあり、よく考えられた完成度の高いお店だと思う。
コーヒーもあって、混雑する時間をさければ、ゆっくりできるので、総合的に考えれば安いと思う。
吉井雄一、さすがである。
CITY SHOP NOODLE (カフェ / 表参道駅、明治神宮前駅、渋谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4