そのワインアパートメントの1階にできたのが、この遠藤利三郎商店。なにしろワイン好きのための物件の顔、1階のテナントに誘致したお店である。それだけで楽しみだ。
オーナーは押上の味噌問屋の3代目で、アカデミー・デュ・ヴァンの講師も務める遠藤誠氏。一店目は押上の味噌屋の倉庫の一角を改装してオープンしたとのこと。
押上の店は、某ネット配信の有料レストランガイド(東京いい店ヤれる店のことです)で高評価だったのでオープン直後から気になっていたところだか、押上遠いし、車で行けないし、機会ないなぁ、と思ってたら、あらま、神泉にあるじゃないの、ということで訪問。
業態はワインバーとビストロの中間な感じで、もちろん食事もしっかりできる。テーブルチャージやサービス料をとるようなお店ではないが、テーブルにつくと、アミューズ(@500円)が自動的に運ばれてくるシステム。私が訪問した時はスプーンで提供される形で、これはこれでおいしい。
ドリンクはもちろんワインがよいと思うけど、ビールもおいしそうだったな。ワインはグラスで提供されるものが廉価なものから豊富にあるので、お店の人と相談しながら、料理にあわせつつチョイス。
メニューの料理は、ワインにいかにもあいそうなものが並んでいる。ここなら、まず飲みたいワインを決めてから料理を選ぶ方がよいかも。
人気を聞いたところ、クリスピーファアグラボンボンがよく出るとのこと。当たりが出るともう一本という仕掛けでなかなか面白い。
あとはバーニャカウダ、牛ほほ肉の赤ワイン煮、パスタをいただいた。どれもワインによくあう味付けで美味しかったけど、印象に残る皿は特になし。
神泉 遠藤利三郎商店 (ワインバー / 神泉駅、駒場東大前駅、池尻大橋駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.5