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2016年2月12日金曜日

中期経営計画に戦略がない理由

本日の日経新聞夕刊の十字路。
元コーポレイトディレクションで今、首都大学東京の教授をしている松田千恵子女史が我が国の企業の中期経営計画についての問題を指摘している。

多くにおいて、戦略が語られていない、というのだ。


“戦略とは、事業の設計に優先劣後をつけること、と定義できよう。しかし、現実に発表されるものは既存事業のルーティンを事細かに網羅しているだけ。これは戦略ではなくて管理である。”


ここまでは同感ではあるが、目新しい話ではない。

松田女史は、では、なぜそうなるのか、と続ける。

“大企業においては、中計はミドルマネジメントに任される。この層が管理ばかりしていて、リスクをとって戦略的な行動をしていないから、意味の乏しい中計が生まれるのだ”


という仮説を提示している。

なるほど、確かにミドルマネジメントって優先劣後をつけることはしていないことが多い。

2016年2月4日木曜日

ポール与那嶺氏のキャリア

日経新聞夕刊「こころの玉手箱」で日本IBM社長のポール与那嶺氏が書いているが面白い。日本にインターナショナルスクールの野球部で団野村と一緒だったことがかかれていたり、「へー」というネタが多い。

学生野球で活躍していた頃、プロ野球を目指すかどうか悩んでいたが、父親(中日ドラゴンズ監督も務めたプロのウォーリー与那嶺ですよ)とバッティングセンターに行き、父親がスイングで軟球を破裂させるのを目の当たりにして、プロのスイングの鋭さに仰天して、プロを諦めるというエピソードもよいね。本物を間近で見るのって大事よね。もちろん諦めずに野球つづけてたら活躍したかもしれないけど、本物をみた上で判断するって自分自身で納得感でるよね。

その後、旧中央会計事務所(現在のPWCあらた)で英会話を教えるバイトをする。会計が面白くなり、米国の大学で会計学を学ぶ。なるほど、ここからが、我々の知っているポール与那嶺のキャリアのスタートなのね。

「サムライ会計士」「昭和のジョン万次郎」の異名を持つ竹中征夫との出会い、べリングポイントの破たん、一時的なリタイア。起伏のあるキャリアだ。

日本IBMの社長室にバットが置いてある話もいい。たまに素振りをすると、背筋が伸びて疲れもとれるそうだ。

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