2016年1月1日金曜日

積水ハウスのグランドメゾン表参道

我が国でグランメゾンと言えば、レストランとして求められる機能とスタッフが全て揃ったフランス料理店を意味するだろう。グランドメゾンじゃなくて、「グランメゾン」。フランス語的にはどうなのよ?という気もしますよね。
銀座のフレンチレストランのブログでも、この言い方についての考察がなされていますが(→リンク)、世の中、こういうのって結構ありますよね。 フランス語の教科書的には「グランドメゾン」なわけですが、個人的には、最後の子音を発音しない方がフランス語っぽく聞こえるし、そのまま広まったのではないかと思います。
そんなGrande maisonをブランド名にしたのが、積水ハウスのマンションシリーズ「グランドメゾン」です。さすがに大手企業がブランド名にするのだから、然るべきチェックはしたと思われます。まあ最近、大手でも仕事が結構ずさんだということが明るみにでるケースも多いですけど・・
積水ハウスはJVを除いた全てのマンションをこの「グランドメゾン」でやっているようですが(多分)、超一流物件こそないものの、立地にもよるが、どれもそこそこの高級感があるものが多い。
今回、新たに建設が発表されたのが、こちらグランドメゾン表参道。 表参道と言っても、表参道駅から徒歩10分程度というだけで、表参道そのものには近くない。むしろ、駅から見て反対方向で、六本木通りに近いエリア。それでも「表参道」と名付けたのは、マーケティングによるものでしょうが、ネーミングっていうのは難しいですねぇ。
前面道路はタクシー等も比較的通る片側一車線の道。その道を挟んで向かいは青山学院という立地。となりが学校というのは、ある意味安心だが、国立の一橋大学のように緑が広がっているわけではなく、景観としては微妙。
周辺は静かなエリアで、住環境としてはよいのではないか。アドレスが港区南青山ではなく渋谷区渋谷なので、南青山アドレスに拘る人とか、青南小学校の学区に拘る人には少し残念ですね。
まあ、芝浦あたりに行くと、「港区」アドレスがいい!という人がいるんでしょうけど、さすがにこの立地で「港区」じゃないと嫌だ、という人はいないと思いますけどね。ただ、隣は国内有数のブランドアドレス「南青山五丁目」ですからね。もちろん、その分お値段にディスカウントがあると思います。
南青山5丁目、常磐松では高額物件の供給が続きますが、どれも戸数はそれほど多くなく、どれも人気が出そうです。この物件は、それらに比べたら若干手頃な価格になるのではないでしょうか。価格発表が楽しみです。
裏側の看板こちらも裏側から

2016年1月追記

送られてきた書類を見ると、エントランスは接面道路二つのうち、交通量の少ない静かな方の道路になるみたいですね。裏だと思っていたら、逆が裏だった。なるほど。
エントランス側の方が高台だし、雰囲気はいいですね。

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