2016年9月30日金曜日

ANAファーストクラスの酒と食事 温かい料理はおいしくないね

ANAのファーストクラスではKRUGを飲む人が多いようだ。もちろん他にも色々なお酒が注文できるわけだが、「ファーストクラス搭乗しました!」みたいなブログを見ると、たいがいKRUGを飲んでいる。調べたわけじゃないけど、ANAのファーストクラスで飲めるドリンクのうち、KRUGが単価が一番高そうではある。もっともファーストクラスのバカ高い料金を払う人が、そんな貧乏くさい考えで飲むものを決めるかは疑問だ。
などと思っていたところ、先日北米行きANAのファーストクラスに乗る機会があった。
北米便で10時間以上あったので、KRUGのほか、料理にあわせて、ボーヌのプルミエクリュ・ルイジャド、ナパのトレフェゼン、リオコ・シャルドネ・ロシアンリヴァーヴァレーなど色々いただいて、空の旅をほろよいで大変満喫してきたわけですが、その結果、KRUGを好んで飲む人の気持ちがわかった気がします。
べつに他のワインがダメという話ではないですよ。実際、リオコは、全く知らなかったが気に入ったのでメモッてきたので、上のようにフルネームでブログに書けてるわけですし。ほかのお酒もおいしかったです。
ではなんでKRUGがよいのか、というと、提供される料理で、おいしかったのは、シャンパンがよく似合うお料理のみだったからです。端的にいうと、温かい肉料理が美味しくない。冷製の前菜と比べると、同じコースとは思えないレベルの格差と感じました。飛行機の中だから温かい料理は難しいのかもしれない。せっかくの料理でしたが、結局全部食べずに残してしまうレベルです。

さすがのファーストクラスなので、アミューズや前菜、デザートなどの冷製の料理は大変美味です。高い食材を惜しみなく使っていると思われます。

温かい肉料理は好きになれないんだなぁ。今回だけでなく、毎回同じ印象をいだくので、肉料理はパスしてもいいかもしれない。メインを飛ばすなんてもったいない気もするけど、いつでも食べられるメニューの「炙りまいか塩辛」とか、KRUGに合いそうな料理は他にもたくさんあるし。
先日知人にその話をしたら「そんなこと言うなら、和食にすればよいじゃないか!」と言われた。しかし、ファーストクラスは、KRUGをはじめとしたワイン類の品ぞろえが豊富で、しかもそれを一杯ずついただけるというのが魅力的なわけでして、結局はワインを中心に考えて毎回洋食にしてしまうのでした。

ちなみに、ファーストクラスに乗ると、チェックインバゲージにはファーストクラスのタグがつけられ、到着空港でのバゲージクレームで荷物がすぐに出てくる。
しかし、ファーストクラスよりもさらに先に出てきたことがある。
VIPタグをつけられた場合だ。
このVIPと書かれたピンクタグがつけられると、一番先に荷物が出てきます。(VIP待遇の場合は職員がアテンドすると思いますが)


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