2016年2月1日月曜日

ポレポレ東中野「ヤクザと憲法」1800円

東中野駅すぐそばにポレポレ東中野という小さな映画館がある。社会派な映画をよくやっているのでたまに見に行く。
100席余りの席が満席になると「座布団席」なるものが案内される。これは通路に座布団を敷いて、そこに座ってみてください、というもの。階段を利用すれば無理のない姿勢でみられるのだが、たいがい映画の途中で足がしびれる。椅子生活に慣れた私には、ざぶとん60分超はキツイ。だれか座布団における楽な長時間の座り方教えてくれ。

先日は、そのポレポレ東中野に「ヤクザと憲法」という映画を見に行ったが、混んでいたので久しぶりの座布団席。 ヤクザと憲法公式サイト

見にいった理由は、その題名と広告に惹かれたから。ヤクザの基本的人権は尊重されているのか?されるべきなのか?というのがテーマであるようで、それは私もかねてより興味があったので見に行きたい映画の一つであった。

見てみて感じたのはもどかしさ。テーマにストレートにアプローチせず、見た人に判断をゆだねるスタイルだったことにもどかしさを感じた。これほど分かりやすいテーマ設定をしているのだから、もっと直線的に主題を追っかければいいのに、と。

映画に登場する反社の人たちは、不器用で、苦労人。だから、視聴者は憎めない。そんな感情になる映画です。
でも実際は犯罪行為を行っている人たちなわけです。

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