2016年7月16日土曜日

今や貴重なまずい食事(はなの舞渋谷並木橋店)

食品添加物や加工技術、保存技術といった工業的な進歩によって安全で安価な業務用食材が流通し、大衆的チェーン店ではここ30年で味が格段に向上した。ファミレスやチェーン系居酒屋から不味いものは消え失せ、バイトが調理する安い店に行ってもそれなりの料理がでるようになった。

そんな現代の東京で、久々に不味い料理に出会った。

花の舞というチェーン店の居酒屋で、ランチで頼んだ海鮮丼が、それである。

まず、一番ひどかったのが、30円追加して頼んだとろろ。冷たくはないんだけど、解凍されていないかのような謎の食感。やたら水っぽい。材料のレベルが低いのか、この店のキッチンが下手くそなのかは分からないが、とろろと名乗れるレベルのものではない。

次にひどいのがタコ。こんなに固いタコはまずお目にかからない。キッチンで、さらに固くする加工をしてるんじゃないかと疑うほど固い。

不味くするのが難しいネギトロは、さすがに食べらるレベルだが、とろろとタコの影響で何を食べても不味く感じるモードに。。。

もっともこれほどひどいのはおそらく海鮮丼だけ。チキン南蛮などはそれなりの調理ができていると思うので、海鮮丼さえ頼まなければよい。お金を出してこれほどまでに低レベルなものが食べられるのはもはや貴重。

はなの舞 渋谷並木橋店魚介・海鮮料理 / 渋谷駅代官山駅
昼総合点☆☆☆☆ 1.0

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