2019年1月1日火曜日

F1 2018 のまとめ

若い頃から断続的にF1を見ている私だが、ここ数年はずっと継続してみている。
昔よりつまらなかくなったと言われがちなF1だが、
2018年シーズンはなかなか面白かったと思うので
忘れないうちに振り返っておこう。

2018年初っ端の話題はヘイローの導入。
2018年シーズンより導入されたヘイローについての話題が盛り上がった。
まずは、ハロなのかヘイローなのか、カタカナ表記をどうするか?
メディアによってバラバラだったが、間もなくヘイローに収斂。
見た目がダサくなるとか、当初は批判の声が激しかったが
シーズン中の大クラッシュでヘイローが役だった場面もあり
その後にネガティブなコメントをする人はいなくなった。
個人的にも、とまっている写真を見たときは
何じゃこれ、と思ったが、本番で走っている姿を見たら、
すぐ見慣れて、違和感なくなった。

各チームの体制は2017シーズンと大きな変更はなかった。
ザウバーはアルファロメオが新たなスポンサーとなり、
ドライバーにルーキーのルクレールを起用。
このルクレールが期待を超える?働きを見せて、中断を盛り上げた。
ちょうどマクラーレンのアロンソと絡むことが多かった。
大抵はルクレールが抜かれる形だった。

ザウバーと言えば、フジテレビネクストで森脇氏が
「ザウバーさんって、F1界ではすごくマトモな人なんですよ。まともじゃない人がたくさんいる中で、すごくちゃんとした、すごいいい人。逆にいい人過ぎて、F1にはいられなくなった。」とコメントしていたが、多重契約トラブルのことかな?
あのトラブルの真相は結局よく分からないので、いつか解説してほしい。

さて、2018シーズンの何が面白かったかって言うと、
前半のメルセデス・ハミルトンとフェラーリ・ベッテルの争い。
コンストラクターもメルセデスとフェラーリが抜きつぬかれつな感じで
マジで前半だけだと、どっちが優勝するか分からなかった。
もっとも終盤になると、フェラーリの戦略ミスとベッテルのスピンで
大きな差がついてしまうのだが、前半はメルセデス側にもミスがあったりして
手に汗を握る展開だった。
後半のハミルトンは一見チート的な速さだったが、
レースごとに見ていくと、タイヤマネジメントで苦戦することが多く、
でっかいブリスターがよくできていた。
だから最後まで飽きさせないのだが笑
でも、致命傷にはしないで、うまく走り切っていたよね。

あとは、レッドブルも見どころがあった。
トップ3と言われながらも、メルセデスとフェラーリとは
終始差をつけられるシーズンではあったが、レースごとに見ていくと
・上海GPではリカルドがオーバーテイクショウ
・バクーでフェルスタッペンとリカルドの激しい争いからの同士討ちクラッシュ
・後半各レースでのフェルスタッペンの優勝争い
なんかがあったのでレッドブルファンとしても盛り上がれた。
フェススタッペンは序盤、強引なドライビングで
グロージャン並の危険人物の臭いを漂わせていたが
マシン特性から優勝が狙えたはずのモナコをクラッシュで台無しにして
反省したのか、その後のオーストリアグランプリ・レッスブルクリンクで
優勝して以降はまともな走りに。
リカルドはマシントラブルによるリタイヤが多くて悲運だったね。
来年は、ホンダPUとなるから日本人で応援する人も増えるだろう。
がんばってほしいわ。

2019シーズンは各チームの体制が大きく変わるし
どうなるか楽しみだ。

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