2020年8月9日日曜日

ザダル

我々世代は、クロアチアと聞けば、ミルコクロコップとユーゴスラビア紛争のイメージが強い。
どちらにしても、なんだか近づき難い印象がある。


しかし、近年は観光地としての人気がここ日本でもぐんぐん伸びているらしい。
一番人気はドゥブロヴニク。
宮崎駿の魔女の宅急便で登場する港町のモデルと言われる赤い屋根の建築物が印象的な美しい街。

先日、仕事でクロアチアの首都ザグレブを訪れた。
せっかく滅多には訪れないクロアチアまで来たのだからだからドゥブロヴニクまで足を伸ばそうかと
移動手段を調べてみると、、、

ザグレブからドゥブロブニクまではかなり遠い。
遠い、というか、領土がつながっていない。
ドゥブロブニクは飛び地なのだ。知らなかった。

ザグレブの「ついで」に行けるような場所ではないなぁ~
でも、ああいう美しい港町行きたいな~
という思いで、調べてみると、ぎりぎり車で行けそうなザダル
という町にも旧市街があって訪れるにはよさそうだ。
他によさそうな街として、プーラも候補となったが、、、
地図を眺めていると、ザグレブからザダルに行く途中には
世界遺産のプリトヴィツェ湖群国立公園もある。
これでザダル立ち寄り決定です。
というわけでザグレブ→ザダルの旅をしてまいりました。






港町は海が美しい日中に歩くというのが間違いないのですが、
ところどころ気の利いたライトアップもあり、夜もいいです。

でも、ザダルに来たのなら、絶対に見逃せないのは、夕日。


日が沈む時間帯になると、観光客はアドリア海に沈む夕日をみようと
海外沿いに集結!

我々のほかからは日本語は聞こえてこなかったけど、
中国語と韓国語は結構多く聞きましたね。

ザダルを訪れて一番印象的だったのは、
ザグレブからヴェレビト山脈を超えると、
文化が突如東欧から地中海に変わること。
料理に突然オリーブオイルが使われるようになります。

ヴェレビト山脈が、人の往来を妨げ、気候を別のものにしてきたんですね。


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