2015年7月20日月曜日

プラウド恵比寿南

野村不動産からプラウド恵比寿南の案内が届いた。→プラウド恵比寿南公式サイト

恵比寿南は、アメリカ橋、恵比寿駅、鎗ヶ崎交差点を結ぶ三角形のエリア。恵比寿南マンションと言えば、アメリカ橋のそば、丘の上にそびえたつ三井不動産レジデンシャル「パークコート恵比寿ヒルトップレジデンス」、そして閑静な場所に建つ野村不動産「プラウド恵比寿」がまず思いつく。金曜日・土曜日に入ってくる三井や野村の新聞折込チラシを見る限り、二つとも高値で取引されてようだ。閑静だとか、丘の上だとか、住まう場所としての品格がある物件は、やはり長期に渡って安定した資産価値を保つ。この二つが恵比寿南のブランドを牽引している感じ。

さて、今回案内のあったプラウド恵比寿南。立地はカルピス本社の向い、坂の途中。途中といっても、坂下という感じで、パークコート恵比寿ヒルトップやプラウド恵比寿とは違う雰囲気になるだろう。古びたピーコックやスナックが入ったビルがはす向かいで、周辺は雑居ビル、ラブホテルやキャバクラ、ヘルスにも近く、高級感は出しにくいだろう。立地の格式よりも、恵比寿駅徒歩3分のプラウドとという利便性+ブランド、という面を強く押し出す営業になると思う。そういう意味では、比較対象は自衛隊横の坂下という立地の恵比寿パークハウスだろう。

戸数は全部で50戸。プラウドで50戸だが、共用部は簡素になると思う。もちろんプラウド松濤とかの例はあるけど、この立地ではそこまで高級感は出さないだろう。
階数は13階。坂下といえども、上層階なら遮るものはなさそうな感じ。前の道路は広いし、カルピスも道路から少し奥に建ってるから、西側は低層階でも、眺望はそんなに悪くはないと思う。

送られてきた図面を見て気になったのは、柱が部屋の中に入り込んでいること。おかげで100㎡でも形が歪になっており、坪単価は割り引いて考えることになりそう。

予告物件概要によると、一番小さいのが55㎡の1LDKになりそうだ。

以上を踏まえると、恵比寿駅徒歩3分のプラウドにしては割とフレンドリーな価格になるそうな気もする。価格次第では賃貸用に購入してもよいかもしれない。


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