2016年7月9日土曜日

飯がうまい居酒屋(キャーヴドゥギャマンエハナレ)

オライアンは東京の外食文化に多大な影響を与えた尊敬すべき会社だと思う。正直、オーバカナルをユニマットに売却したと聞いたときはガッカリしたが、私が気に入っているキャーヴドゥギャマンエハナレの主、今や有名人の木下威征がオライアン出身者と聞いたときは、妙に納得した。


料理は、以前は、手前のカウンターでイタリア料理、奥のカウンターで和食を作っていたが、最近、手前はイタリア料理から鉄板焼きに変わり、和食と鉄板焼きという構成になった。


和食と鉄板焼きが混在すると、居酒屋っぽい雰囲気になる。そういう意味ではオライアンっぽい本格感はない。
では何か?というと飯がうまい居酒屋である。


特に島地勝彦が子供の頃に家で食べていたものをメニュー化したシマジスペシャルなるナスと鰹節で固めに炊いたご飯をたべるというシンプルな〆が最高。私はこのためにこのお店に行くといっても過言ではない。それ以外の料理もおいしいが、シマジスペシャルに至るための前座である。


キャーヴ ドゥ ギャマン エ ハナレフレンチ / 白金高輪駅白金台駅広尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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