2021年6月6日日曜日

見返すと印象が変わる映画

 Netflix と Amazon プライムとか最近そういうのがすごく便利になったし、自宅にいる時間増えたので

最近いくつか自宅のテレビで映画を見た。

印象に残ったのはキャッチミーイフユーキャンとSTAND BY ME。


キャッチミーイフユーキャンは過去に何回か見たが、

主人公の天才的な能力、痛快な犯罪、トムハンクスが演じるハンラティの真面目さ、優しさ、不器用さ、そういったところが印象に残っていた。


が、今回は全く違ったところが気になった。

主人公の孤独さ、満たされない承認欲求、それを表現するレオナルドディカプリオの演技。

そして、クリストファー・ウォーケン演じる父親が、

自ら理想と考える父親像から、現実の自分の立場が乖離していくことに対する苦悩。

そんなところがすごく印象に残った。

自分の人生のステージの違いで、こんなにも解釈や受け取り方が変わるのね、

と自らの感受性にも感動。


スタンドバイミーも同じ。

過去観た時の印象は、少年4人組の冒険劇、というものだった。

改めて観ると、この物語のクライマックスは、

最後に大人になった時のシーンだと感じる。

少年時代の友情はかけがいのないものなんだと。そして、その時代はもうやってこないんだと。直接的に訴えかけるシーン。

あの短いシーンのために、前座として少年時代の冒険劇を長々と見せたんだと思うようになった。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~、さよならさよならさよなら。



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