2024年5月27日月曜日

f1 2021シーズンまとめ

伝説となった2021年 F 1シーズン。

特に最終戦の印象が強いがそこに至るまでもすごく面白い。まったく飽きさせない1年間だった。

序盤で印象に残ったのは、まずは抜きにくいと言われたスペイン。後半トップを走っていたフェルスタッペンを抜けないハミルトン。残り20周でまさかのピットイン、タイヤを新品に履き替えて20秒を一周1秒以上のペースで一気に詰めて抜き返すという荒業!

そしてモナコ。ルクレールがQ 3トップタイムのママ自分のクラッシュで赤旗中断。妙なポールポジションとなったルクレールだが結局クラッシュのダメージで決勝を走れず。ボッタスはタイヤ交換でホイールのハブボルト?が固着してタイヤが外れなくなるという事件も発生。タイヤはその後火曜日になるまで外れなかったらしい

バクーも印象深いレースでした。ペレスのレッドブル移籍後初優勝という結果はもちろんですが、トップ独走優勝間違いなしと言われと思われたフェルスタッペンのいきなりのパンクによるリタイヤ!赤旗中断リスタート直後、ハミルトンのブレーキミスによるまさかのコースアウト。これには私もテレビの前で えー!と声が出てしまいました!

フランスポールリカールも面白かったですね。スペインの仕返しとばかりに積極的な2ストップ作戦を取ったフェルスタッペン、今度は残り一周でハミルトンをオーバーテイク。

大きなターニングポイントとなったのはイギリスグランプリ。レッドブルがシーズンを圧倒するのでは?と思われた流れを大きく変える一戦となった。決勝レース一周目、ポールポジションのフェルスタッペンにコプスで仕掛けたハミルトンが接触。フェルスタッペンは吹っ飛ばされ激しくクラッシュ、病院送りとなった一方でハミルトンなんとかコースに残って。ポイントを獲得。

ウェットコンディションのハンガリーグランプリ、これもすごく印象深い一戦。スタート直後ボッタスがミスってボーリング的に何台にも玉突き事故。スタンディングスタートでの再開となるが、まさかのハミルトン以外の全車がピットスタート。スタンディングスタートはハミルトン一人のみという珍場面に。一旦ビリまで落ちたハミルトンがその後のレースでオーバーテイクしまくるのも見物だが、大混乱の中トップに立ったのがオコンなのも驚き。追い上げるハミルトンをアロンソが10週にわたってブロックし続けるシーンも大変見応えあり。結果的にこのブロックが大きく影響しハミルトンは3位どまり。アルピーヌのオコンがまさかの優勝となった。

次はベルギー、スパフランコルシャン。雨の中無理矢理レースを成立させてハーフポイントで決着させた運営判断には誰もがモヤモヤ。フェルスタッペンがレースすることなく優勝。後で知ることになる結末からするとこのハーフポイントも大きかった。

モンツァはターン12シケインでのフェルスタッペンとハミルトンが衝撃的なクラッシュ。シケインだからスピードは出ていなかったものの、ハミルトン44号車の上にフェルスタッペン33号車が乗り上げる形で停車。

日本グランプリの代わりに開催されたトルコグランプリ。ハミルトンが PU 交換で10グリットダウンでの11番手スタート。雨の決勝ではハミルトンが 猛烈プッシュで順位アップしていくが、角田がハミルトンを8週にわたってブロックし続けるという頑張りに日本が沸いた。

第17戦はアメリカグランプリ。ポールポジションのフェルスタッペンを一周目でハミルトンがオーバーテイクするが、ここではレースペースに勝るフェルスタッペンがアンダーカット、僅差でそのままゴール。

20戦カタールグランプリ。ポディウムにはホンダの山本さん登場!

メキシコグランプリはペレスの母国グランプリ。青いジャケットを着たペレスのお父さんが観戦しててすごく印象的。

ブラジルグランプリ。ここから PU 交換を連発するハミルトン。

サウジアラビアグランプリはセーフティーカーでステイアウトするしないで順位が入れ替わったりオコントップ3に入ったりでとにかく荒れた展開に。

レースコントロールの指示で順位を戻そうとするフェルスタッペン、すぐには抜き返されない場所で抜きたいハミルトン、両者どこで追い抜かせるかを戦略的にやりやった結果、なんとハミルトンがフェルスタッペンに追突するという事態に発展。最終的にはハミルトン優勝。レースペースはメルセデスが一枚上手でした。

そして最終戦は運命のヤスマリーナサーキット、アブダビグランプリ。ハミルトンとフェルスタッペン全くの同点で最終戦に臨むことに。予選 Q 2、フェルスタッペンがタイヤにフラットスポットを作ってしまう痛恨のミス。ポールポジションはフェルスタッペンだが、やはりレースペースではメルセデスに分があり。

しかし勝負の綾で、ニュータイヤのフェルスタッペンがSC明けで逆転というまさかの結末となるのでした。

最終戦の印象が強いけど、見返すとシーズン通して色々面白かったレースが多かった。もうこんなシーズンは見られないんじゃないかと思ったので、メモとして残してみました。





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