2016年8月14日日曜日

アイラのウイスキー、ラタキアのたばこ、正露丸が同じ臭いの理由

アイラのウイスキー、ラタキア葉のパイプタバコ、正露丸。

共通点は、
「僕が頻繁にお世話になる」
というのが一点。
「同じような独特の臭いがする」
というのがもう一点である。

これらの匂いは、消毒液の臭いというか、なんというか。一言でいうと正露丸的な臭いがするわけです。それがいいわけですが。

ウイスキーは若いものの方が特徴的な味で、臭いも若い方が強いですよね。
長期熟成ものになると、まろやかになっちゃうので、臭いも刺激的じゃなくなる。

アードベックだと、TENなんかが、個性も際立っていて好きなんですけど、ほんと正露丸を飲んでいるような味です。



では、これらの臭いの元は何なのだろうか?

まずは正露丸から。
正露丸の独特な臭いは、クレオソートというものから発生している。
じゃあ、そのクレオソートとは何かというと、木を炭化させる時に抽出される油状の液体だそうです。
これが正露丸の正体。
つまり、正露丸の臭いの元は木に由来しているわけですね。

次にウイスキーの臭いについて。
ウイスキーの香りは、ご存知のとおり、麦芽を乾燥させるための、燃やしたピートの煙によるものです。
ピートとは何かというと、草が炭化しかけた泥状のものです。つまり、ウイスキーも炭化した植物に由来した臭いなわけですね。
ウイスキーと正露丸の臭いがにているのは、ともに植物の炭化によるものでした。

では、同じような臭いのするラタキアの、臭いの元は何なのか?
ネットで調べてみると、どうやら、タバコを燻製する時に生まれる臭いのようだ。
燻製と言っても、何の煙で燻しているのかにより臭いも違うのだろう。
ウイスキーや正露丸の香りの由来を踏まえると、やはり炭化した植物を使っているのだろうか?
そうだとするとすっきりするのだが。。。
わかる人がいたら教えてほしい。

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