そしてバンコクにおけるホテルの競争は激しい。世界で一番激しいと思う(もっとも激しさの定義にもよるが)。
バンコクでのホテル間競争が激しいなら、その激しさの恩恵を受けるのは利用者である。バンコクのホテルは安い。最近、東京や大阪のホテル料金が高騰しているので、一層安く感じるようになった。
先日、アメックスプラチナのファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)でペニンシュラバンコクを予約してもらい、宿泊してきた。
FHRならば電話一本でやってくれるので楽チン。
1円でも安い方法をネットで比較して探す人には向かないけど、、、FHRに付くクーポンやアップグレードまで考えると実際FHRの方が得だったりするしね。実際どちらが得かはわからない。僕はFHRを使うね。
アメックスFHRについてはこちらの過去記事参照l
ところで、このペニンシュラ、全世界でたった10都市にしかない。
FHRならば電話一本でやってくれるので楽チン。
1円でも安い方法をネットで比較して探す人には向かないけど、、、FHRに付くクーポンやアップグレードまで考えると実際FHRの方が得だったりするしね。実際どちらが得かはわからない。僕はFHRを使うね。
アメックスFHRについてはこちらの過去記事参照l
ところで、このペニンシュラ、全世界でたった10都市にしかない。
香港ブランドのホテルといえば、ペニンシュラの他に、マンダリンオリエンタル(29か所)、シャングリラ(79か所)があるが、それらに比べて圧倒的に少ない。
ペニンシュラを経営する香港上海ホテルズCEOの郭敬文は自社の経営戦略の特徴として「建物を所有し継続的に投資すること、最適な物件が出るまで辛抱強く待ち続けること」とインタビューで答えていた。
いまや世界中で、高級ホテルがテナントとしてガンガン出店して売上を伸ばす一方、同時にブランドのインフレを起こす様は、まるでブランドを切り売りしているようで、気持ちの良いものではない。が、それがグローバルでのホテル経営のメインストリーム。
それと対極にある、ペニンシュラのジックリ取り組む姿勢には共感する。
さて、今回のバンコク旅行では、そのペニンシュラに泊まったわけだが、それがどうだったかというと、これまで泊まったバンコクのホテルの中で最もよかった。これからは状況が許せばバンコク滞在中のホテルは毎回ここにしようかと思うほど。あ、あとザ・サイアムも気になっているので、あちらにもトライしたいが。
ペニンシュラを経営する香港上海ホテルズCEOの郭敬文は自社の経営戦略の特徴として「建物を所有し継続的に投資すること、最適な物件が出るまで辛抱強く待ち続けること」とインタビューで答えていた。
いまや世界中で、高級ホテルがテナントとしてガンガン出店して売上を伸ばす一方、同時にブランドのインフレを起こす様は、まるでブランドを切り売りしているようで、気持ちの良いものではない。が、それがグローバルでのホテル経営のメインストリーム。
それと対極にある、ペニンシュラのジックリ取り組む姿勢には共感する。
さて、今回のバンコク旅行では、そのペニンシュラに泊まったわけだが、それがどうだったかというと、これまで泊まったバンコクのホテルの中で最もよかった。これからは状況が許せばバンコク滞在中のホテルは毎回ここにしようかと思うほど。あ、あとザ・サイアムも気になっているので、あちらにもトライしたいが。
忘れないうちによかった点をメモしておく。
よかった点1 川の反対側という立地
ペニンシュラバンコクが建つ場所は、ダウンタウンからチャオプラヤを隔てた反対側。それ故、ダウンタウンの喧噪とは別世界である。さすが最適物件が出るまで辛抱するペニンシュラである。
ダウンタウンには、10分毎に来るホテル専用の渡し船で出ることもできる。当然無料。そして、いつも空いていて、ほぼ貸切状態。
公共交通の船はいつも混んでますからね。あれはあれで現地感があって体験する価値はありますけど。
公共交通の船はいつも混んでますからね。あれはあれで現地感があって体験する価値はありますけど。
車の場合は、接道からホテル玄関までは長いアプローチを通るが、これが草木豊かで気持ち良い。
ダウンタウンへの移動は車よし、船よし、である。
もっとも、人気の観光地やショッピングスポット、タニヤやスクンビットへのアクセスは悪いので、利便性を求める人には向かない。
ホテル専用船はいつも空いていて快適 |
ペニンシュラホテル側の桟橋 |
よかった点2 朝食の場所が気持ち良い
ブッフェスタイルの朝食はテラス席が選べる。ここが川の風を感じられ気持ちよい。
よかった点3 リムジンがBMW7
香港とか東京とかのペニンシュラの広告を見ると、ロールスロイスのリムジンが紹介されている。
ペニンシュラバンコクにはロールスロイスはなさそうだが、空港までの送迎を頼んだらペニンシュラのロゴ入りBMW7が来た。
コンシェルジュに頼んだ時に、「BMW7でいいか?」と聞かれたので、他にも選択肢はあるようだ。(OKと答えてしまったのでわからない)
香港とか東京とかのペニンシュラの広告を見ると、ロールスロイスのリムジンが紹介されている。
ペニンシュラバンコクにはロールスロイスはなさそうだが、空港までの送迎を頼んだらペニンシュラのロゴ入りBMW7が来た。
コンシェルジュに頼んだ時に、「BMW7でいいか?」と聞かれたので、他にも選択肢はあるようだ。(OKと答えてしまったのでわからない)
クラウンに慣れた身としてはBMWは新鮮。7シリはさすがに後席でかい。 |
よかった点4 日本人がいない
たまたまかもしれないが、滞在期間中、日本人(というか日本語をしゃべる人)を一切見かけなかった。白人が5割、韓国や中国などのアジア系が5割という感じ。日本語から一切遮断されるので外国に来たぞ!という気持ちにさせてくれる。
日本人のオッサンが、カラオケ嬢を連れて帰ってくるところを目撃しないで済む。
でも、なんで日本人いないんだろう、いいホテルなのに。
よかったのは、ざっくりその4点かな。
ホテルを「夜寝るところ」と考えている人にはおススメしない。場所も不便だし高いから。滞在時間中仕事の予定だけがびっしり埋まっている場合にもおススメしない。
私のようにホテルを「ゆっくりとすごすところ」と考えている人で、仕事の出張滞在中だとしても少しはゆっくりする時間があるなら、ぜひおすすめしたい。
プールでゆっくりするのもよい |
町中と比べると高いが、清潔感のある生ココナッツジュースが飲めます |
おまけ
ペニンシュラに泊まろうとする属性の人なら、セントラル・エンバシー(BANGKOK NAVIの紹介記事)に行ってみるのがいいと思う。バンコクの屋台飯は魅力的ではあるものの清潔感を欠くが、ここセントラルエンバシー地下のフードコート「EATHAI」では、清潔感ある空間で、タイの人気屋台飯がいただける。
せっかくタイに来たんだから、せめてタイっぽいことしたいが汚いのはちょっと。。。という人にはピッタリである。
2019年にふたたびペニンシュラバンコクに宿泊しました →2019年に宿泊した時の記事
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