2016年2月27日土曜日

アメックスプラチナの特典 無料宿泊の対象ホテル

アメリカンエキスプレスプラチナカードは、毎年一回、カード保有者に対してホテルの宿泊券をプレゼントする。
その名も「フリーステイギフト」。有効期限は一年間あるので使い勝手はよい。

アメックスプラチナのホルダーは、年会費13万円を払っても気にならない程度に懐具合に余裕あり無頓着な人か、貧乏人だが相当な見栄っ張りの2種類である。
そして、私は後者である。
その2種類の人間とも、泊まりたいホテルといえば、
大阪ならばリッツカールトンとかセントレジス、
東京ならばウェスティンや帝国でしょう。
 (注)「泊まりたい」のであって、「実際に泊まる」のは、別ですw

アメックスのマーケティング部署は、ホルダーがどういう人種か、膨大な決済情報から十分把握しているでしょう。
しかし、である。
プレゼントで泊まれる東京・大阪周辺のホテルは、プリンスとか、ロイヤルパークとか、全く心躍らない。
予算の関係だと思うけど、、、実際には使ってほしくないのかもしれない。

いや、地方に用事がある場合は使えるんですよ。
オークラ神戸、オークラアクトシティ浜松、日航高知旭ロイヤル、日航金沢とかは私も出張で使ってますし。
でも、そういうのって経費だし、このフリーステイギフトは使えないんだよね。
だから、東京周辺で、例えばコンラッドとか用意してくれれば助かるんだけどなぁ

そんな中で価値あると思えるのが、鎌倉のプリンス。
東京から車で1.5時間、ドライブにちょうどよい場所にある。
そして、比較的裕福な近隣住民と東京から来る遊び人達に愛され成長した飲食店が周辺にある。
あえて夜にチェックインすると、朝起きた時の景色のよさの感動が増すから、いいね。


しかし!
そんな鎌倉プリンスホテルも去年からなんと対象外になってしまった。
もしかしたら、追加料金払うと泊まれるかもなので、次使う時は電話で聞いてみよう。

あとは、小田原のヒルトンかな。

 アメリカンエキスプレスプラチナ、ダイナースプレミアムに関する記事はこちら
















2016年2月20日土曜日

ザ・ウエストミンスター南平台

ロンドンの不動産投資会社グロブナ―。海外での活動は詳しく知らないが、2012年に日本を投資対象にしたファンドを組成したりで、我が国での存在感が増してきてますね。
私のグロブナ―の印象は「グロブナープレイス神園町」に代表されるハイエンド物件のディベロッパー。すごいよね、あの物件。自動車を運転していて、よく前を通るけど、まるで代々木公園の中に家があるかのごとく絶好の立地。エクステリアも最高級な仕様。
レインズで売却物件を見かけるが、神園町としては驚愕の強気価格。それも十分納得の仕様と周辺環境である。
中には入ったことないけど、ネットで見てみるとやはり高級感のあるモダン路線でカッコいい。リンク:グロブナープレイス神園町の情報
景観・眺望は長期間に分かって保証され、周辺の供給数の少なさからしても資産価値は長く保つだろう。ただ、その予算があるなら、神園町よりももっとよい地ぐらいの物件に目が行く人も多いだろう。周辺には高級マンションそんなにないし、ちょっとバランスが悪いかもしれない。
家の前のあのバス通りがもう少しカッコよければ最高なんですけどね。
そんなわけで、グロブナーの物件は常々気になっていたところ、グロブナ―が手掛ける「ザ・ウエストミンスター南平台」の案内が届いた。


公式サイトを見ると、平成16年築、売買仲介手数料をいただきます、との記載。リノベーションをして売り出している、ということだろうか。
現在(2016年2月20日)、ウェブサイトで販売住戸とされている物件が2戸。小さい方が128平米で22,600万円。最近の新築物件の価格からすると、そんなに高く感じない。
場所は南平坂のある通り。たまに前を通っているが、気にしたことはなかった。
今度前を通ったらどんな状況なのか確認しておこう。

2017.8.29追記
グロブナー関連について新しい記事書きました(→リンク:またグロブナーと三井不動産という組み合わせのオパス有栖川)

不動産の記事一覧はこちら






レジでの会計が似合う店(香妃園)

雑誌ポパイあたりで「業界人」が好きなお店として挙げがちな六本木瀬里奈横の「香妃園」。発音がコーヒー園と酷似しているため、知人に「六本木の香妃園にいる」と伝えたらどこぞの喫茶店にいるものと勘違いされていた。
業界人を引き付ける理由の1つは深夜営業だろう。かく言う私も、今も昔も、夜中、腹が減ったと思った時に頭に浮かぶのは、叙々苑、香妃園、アジャンタ、この3択である。

「業界人」一押しは、鶏煮込みそばである。白濁しトロッとする濃厚な鶏スープと、こちらもしっかり煮込んで柔らくなっている白い麺の組み合わせは、たしかに深夜にモッテコイの味。ただ、量が多くて、味付けもノッペリしているので、途中で飽きます。大人数でいったらマストですけどね。

おそらく鶏煮込みそばの次に人気あるメニューが「ポークカレー」。出汁がしっかり効いている感じで、そば屋のカレーみたいな味です。個人的にはこちらの方が定番化してます。

内装や店員の制服・接客方法など、いい感じで時代に取り残されている感じ。会計用の番号札なところなんか、本当にいい味だしてますよね。


テーブルチェックなんて似合わないよね、この雰囲気には。レジでの会計が似合う店。


深夜に行くと若手業界人で混んでますが、土日の昼の12時とかに行くと白髪率が高い!幅広い年齢層から支持されている、いいお店です。こういう店には長く続いてほしいものですね。


どっしりとしたメニューブックもいい感じです。

香妃園中華料理 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅
夜総合点★★★☆☆ 3.2
昼総合点★★★☆☆ 3.2

2016年2月13日土曜日

村上開新堂のクッキー(雨白金・黒茄子机の使い方)

自動車用のミラーを製造するtier1の上場企業で、村上開明堂という会社がある。googleで「村上開明堂」と検索すると「もしかして」でsuggestされるのは、「クッキー」。自動車のミラーとクッキーと何の関連があるのか?
その答えは、その名も「村上開新堂」という紛らわしい名前の老舗レストランで販売している人気のクッキーです。
村上開新堂のサイト
ある日、知人から「俺、入手困難な村上関新堂のクッキー買って食べたぞ」と自慢を聞かされ、その翌日に別の人から「村上開新堂のクッキー食べたい!」と言われ、、、そんなに言われると自分でも食べたくなる。ということでさっそく買い方を調べてみると、、、紹介制!クッキーごときで紹介制なんてあるものなのか。なるほど、これはたしかに入手困難なわけだ。
買えないと言われるともっと買いたくなる。さて、どうしたものか。
あ、そうだ。年10万も払っているクレジットカードのデスクに聞いてみよう、ということでさっそくダイナースプレミアムデスクにTEL。
すぐ紹介してくれました。アメックスプラチナも可能なはず。
でも、ネット情報によると、今は村上開新堂の紹介はもうしていないみたいですね。ネットでこの手の情報が広まったからかな
とにかく、手に入りにくそうなものはとりあえずクレジットカードのデスクだね。こういう時にはやっぱり頼りになります。
早速、届いた箱を開けてみる。こういう瞬間が一番ワクワクするね。
中身は色とりどりのクッキーがギッシリ。どうやったらこんなにギュウギュウに詰められるんだろう・・・。このクッキーの一番すごいのは、この詰め方だと思う。
食べてみた感想は、ビスケットみたい。サクサクする。
美味しいけど、紹介受けて、注文してから何か月待って、ようやく手に入れるほどの価値があるかといえば微妙。日持ちするから、お土産やお礼の品としていいかもね。ありがたがられるのは期待できる。


アメックスプラチナの使い方の記事一覧はこちら

アメリカンエキスプレスプラチナ、ダイナースプレミアムに関する記事はこちら











2016年2月12日金曜日

中期経営計画に戦略がない理由

本日の日経新聞夕刊の十字路。
元コーポレイトディレクションで今、首都大学東京の教授をしている松田千恵子女史が我が国の企業の中期経営計画についての問題を指摘している。

多くにおいて、戦略が語られていない、というのだ。


“戦略とは、事業の設計に優先劣後をつけること、と定義できよう。しかし、現実に発表されるものは既存事業のルーティンを事細かに網羅しているだけ。これは戦略ではなくて管理である。”


ここまでは同感ではあるが、目新しい話ではない。

松田女史は、では、なぜそうなるのか、と続ける。

“大企業においては、中計はミドルマネジメントに任される。この層が管理ばかりしていて、リスクをとって戦略的な行動をしていないから、意味の乏しい中計が生まれるのだ”


という仮説を提示している。

なるほど、確かにミドルマネジメントって優先劣後をつけることはしていないことが多い。

2016年2月11日木曜日

軽トラの石焼きいも(大700円)

平日夜10時くらい、骨董通りのクリントンストリートベイキングカンパニーの前あたりで
石焼き芋売りのの軽トラがとまっていた。定番のスバルサンバーだったと思う。

無店舗型のお店は不衛生に見えて、普段あまり近づかないようにしていたが、
最近「さつまいもはデトックス効果がすごい」的な記事をネットで見たこともあり、購入してみた。

「これ今取り出したばかりだから」と渡されたのが、大きいサイズのいも。
売り手のおじさんが秤で量って、たぶん400グラムぐらいだったと思う。

それで700円。

思ったより高い、と思って色々ネットで見てみると、こんなものみたいですね。
yahoo知恵袋なんかを見ていると、大で500円とか、800円とか、そんな感じ。
いもの仕入れ値は100円強くらいですかね。だとすれば、そんなものか。
路上だけど青山だし。

ただ、スーパーの店先で売っている焼き芋に比べるとすごい高いわな。
サンバーのおじさんに、スーパーと競争しろって言っても無理な話だけど。。

ちなみに美味しかったです。
焼き芋なんて不味く作る方が難しいですけどね。

たまに買って帰るのはありだな。ただ、いついるのかが分からない・・・

2016年2月9日火曜日

ブランズ渋谷常盤松

渋谷区東四丁目交差点。
南青山7丁目交差点から来ても、恵比寿方面から来ても、急坂の下、窪地になっている場所にある。
風水に全く関心がないが、いかにも運気が悪そうな場所だ。

そしてなにより、オウム真理教東京本部、マハーポーシャ本社ビルがあった場所として、周辺住民のみならず、多くの人に記憶されているというのも、いまいち運気が低く感じてしまう理由の一つ。
オウムの本部というだけならまだしも、ビルの前で、人が刺されて、殺されてますからね。しかもテレビカメラの前で。

すごい負の力を持っている場所なんじゃないかと。
パワースポットの逆バージョンという感じ。

そんな運気の悪い東四丁目交差点の付近には、運気が上がりそうな地所がある。常陸宮邸だ。
都心部では貴重なもっさりした緑である。

その常陸宮邸の向かいに建つのが東急不動産「ブランズ渋谷常盤松」。
公式サイトリンク
北側の窓からは常陸宮邸の緑の借景が見えるはず。広さは70平米台~、価格も1億円~、という久しぶりに見る弱気な価格設定。まあ、そういう値段の部屋は眺望が悪いとかだと思うけど。

やっぱり駅から遠いからねぇ。個人的にはそういう立地の方が住むにはいい場所だと思うが、やはり売却する時のことを考えると、駅から遠い物件は弱気にならざるをえない。

東京研修センター、国際友好会館という某巨大新宗教関係の施設があったり、癖のある場所で玄人向けだけど、値段からするとお買い得な気はする。


エントランスへのアプローチは長くとっていてかっこいいね。


近隣の積水ハウス、グランドメゾン表参道の記事はこちら


不動産の記事一覧はこちら

2016年2月7日日曜日

六本木ヒルズスパ

森ビルから「新規会員募集のお知らせ」という広告が新聞受けに入っていた。
森ビルからのお知らせってワクワクする。それだけブランディングできているということだと思います。
昨日も、鳥居坂のホーマットの奥の「フォレストヒルズ鳥居坂」の広告が封書で届いていたけど、森ビルというだけで「とりあえず一読しておくか」という気持ちになる。
開いてみたところ、ヒルズスパの会員募集のお知らせであった
ちなみにこちらのヒルズスパ、会員になれば六本木ヒルズスパ、アークヒルズスパ、ヒルズスパ仙石山、愛宕グリーンヒルズスパ、元麻布ヒルズスパが使える、ということみたい。
価格は、入会金100万円、入会預託金50万円、年会費24万円。
ヒルズスパのウェブサイト
年会費安いですね。2万円/月だからね。
入会金はこんなもんかなぁ。
今はなき、恵比寿ガーデンプレイスのザクラブアットエビスガーデンよりは高い設定だけど、リッツカールトンのスパフィットネスメンバーシップに比べればはるかに安い。(というか、リッツカールトンのメンバーシップいくらなんでも高杉)。
ザクラブアットエビスガーデンはエントランスの内装こそバブリーだけど、中に入るとそこまでの高級感もなく、こんなのだったら、コナミスポーツと変わらないなと思っていた。気がついたら本当にコナミスポーツになっていた(笑)。それでいいと思うよ。
やっぱり入会金が100万円以下だと、どうしても混んじゃうし、サービスの質がコナミレベルを突破できないような気がする。
一方で、セレブ向けなリッツカールトンはいつも空いてて、サービスも行き届いてい最高。私はビジターでしか行けないけど、土日でも空いていて気持ちいい。やっぱりお金を使うといいサービスが受けられるという至極まっとうな話でした。




2016年2月4日木曜日

ポール与那嶺氏のキャリア

日経新聞夕刊「こころの玉手箱」で日本IBM社長のポール与那嶺氏が書いているが面白い。日本にインターナショナルスクールの野球部で団野村と一緒だったことがかかれていたり、「へー」というネタが多い。

学生野球で活躍していた頃、プロ野球を目指すかどうか悩んでいたが、父親(中日ドラゴンズ監督も務めたプロのウォーリー与那嶺ですよ)とバッティングセンターに行き、父親がスイングで軟球を破裂させるのを目の当たりにして、プロのスイングの鋭さに仰天して、プロを諦めるというエピソードもよいね。本物を間近で見るのって大事よね。もちろん諦めずに野球つづけてたら活躍したかもしれないけど、本物をみた上で判断するって自分自身で納得感でるよね。

その後、旧中央会計事務所(現在のPWCあらた)で英会話を教えるバイトをする。会計が面白くなり、米国の大学で会計学を学ぶ。なるほど、ここからが、我々の知っているポール与那嶺のキャリアのスタートなのね。

「サムライ会計士」「昭和のジョン万次郎」の異名を持つ竹中征夫との出会い、べリングポイントの破たん、一時的なリタイア。起伏のあるキャリアだ。

日本IBMの社長室にバットが置いてある話もいい。たまに素振りをすると、背筋が伸びて疲れもとれるそうだ。

日経新聞購読料約4500円/月

2016年2月3日水曜日

本物のお店(〆清)

最近オープンするお店は、レトロ感の演出や何とか横丁とかは極端な例にしても、多くのお店が雰囲気の作りこみに熱心である。しかしそれらは作れらた偽物の雰囲気なわけです。

そんな偽物の雰囲気が蔓延る世の中だからこそ、自然と滲み出る本物の雰囲気にこそ価値がある。
飯田駅前の「〆清」は、そんな本物のお店です。

コの字型のカウンター席で構成される店内の雰囲気だけで、行く価値があるお店。
料理はおでん、おたぐり、油揚げがおいしかった。
飯田の郷土料理、おたぐり。飯田に来たら外せませんね。馬のホルモン煮込みのことで、飯田の居酒屋では広く提供されています。このお店で、私のようないかにも都市部から来ましたという雰囲気丸出しの一見客がおたぐりを注文すると「好き嫌い分かれる味だから、まずは半分だけ食べてみて」とのマスターのやり方。
このマスター、二代目の若大将といった風情。(実際、最近まで先代がカウンターに立っていた様子)
媚びず、ぶっきりらぼうだが、でも気遣いを忘れない。シブい。この接客スタイルは学んでできるものじゃない。天性のものですね。殺伐とフレンドリーを行ったり来たりする、この絶妙な距離感、感心する。真似しようと思ってできるものじゃないです。

そして客層。みんな常連っぽい。たとえ常連じゃないにしても、そこに座っていれば常連に見えてしまうお店の雰囲気もすごい。私が訪問した時の隣の客は実際の常連だったようで、お酒をおごってもらったり話を聞かせてもらった。話して分かったが、かなりの博識で、地域の有力者っぽい方だったな。客も只者じゃあなかった。

地方に行くと、たまにすごいお店に出くわす。そんなお店の一つだった

〆清居酒屋 / 飯田駅桜町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8

2016年2月2日火曜日

場所がよい(ローブリュー)

セブンチェアの正規代理店、フリッツハンセンのショールーム「リパブリックオブフリッツハンセン」がある袋小路の奥にあるバスク風肉料理「ローブリュー」。
まず、このお店、場所がよい。おしゃれな家具屋のショールームの前を通ってアプローチする路地は、すごく洗練されているわけではないが、雰囲気はいい。どの駅からも遠く、人通りが少なく落ち着いているのもいい。路地の奥ではあるが、ワザとらしい隠れ家風でもない。自然と落ち着いている感じである。

お店の雰囲気は全体的にかなりカジュアル。わざとなのか、入口は入ってすぐの目立つ場所にコート掛けがあったりする。客単価1万超えでここまでカジュアルスタイルな感じはむしろ珍しいかも。
お店は建物の1階部分だが、窓はほとんどなく、地下にいるのかと錯覚する。さらに隣の席との間隔がせまく、圧迫感がある。というわけで解放感は全くないが、むしろそれが、お店の賑わい感を強調していて、よくまとまっていると思う。

メニューは黒板に書かれたアラカルトから注文するスタイル。メニューの内容は変わるようだが、毎日ガラッと変わることはなさそうで、だいたい看板メニュー的なものはいつもある様子。

料理は、全てシェアOK。さらに、「メインは量を調整しますよ」とのことで、ありがたい。さすがカジュアル、助かります。

当方2人で、前菜2皿と豚ロースのグリエ、ガチョウのもも肉のコンフィ、デザートを注文。ガチョウもも肉は不器用な私でも食べやすかった。豚ロースは塊感ある形で提供され見た目がいかにもおいしそうでよい。量はこれでちょうどお腹いっぱいです。料金は2人で22000円。

豚ロースは塊で出てくるので、見た目にも楽しい。ちゃんと肉を食べたな、という感じになる。一番記憶に残ったのは、前菜の生ハムだったな。

こなれた感じのフロアのスタッフもお店の雰囲気にマッチしていて、雰囲気を盛り上げる。

価格なりに美味しいと思うし、店の賑わい感、立地のよさ、全てバランスがとれていると思う。
シェフはオーバカナル出身とのことで、納得。飲食店としての完成度は高いと思う。ただし、客単価一万超えでありながら、決め手に欠け、すごく再訪したいと思う店ではなかった。

ローブリューフレンチ / 表参道駅広尾駅
夜総合点★★☆☆☆ 2.9

2016年2月1日月曜日

ポレポレ東中野「ヤクザと憲法」1800円

東中野駅すぐそばにポレポレ東中野という小さな映画館がある。社会派な映画をよくやっているのでたまに見に行く。
100席余りの席が満席になると「座布団席」なるものが案内される。これは通路に座布団を敷いて、そこに座ってみてください、というもの。階段を利用すれば無理のない姿勢でみられるのだが、たいがい映画の途中で足がしびれる。椅子生活に慣れた私には、ざぶとん60分超はキツイ。だれか座布団における楽な長時間の座り方教えてくれ。

先日は、そのポレポレ東中野に「ヤクザと憲法」という映画を見に行ったが、混んでいたので久しぶりの座布団席。 ヤクザと憲法公式サイト

見にいった理由は、その題名と広告に惹かれたから。ヤクザの基本的人権は尊重されているのか?されるべきなのか?というのがテーマであるようで、それは私もかねてより興味があったので見に行きたい映画の一つであった。

見てみて感じたのはもどかしさ。テーマにストレートにアプローチせず、見た人に判断をゆだねるスタイルだったことにもどかしさを感じた。これほど分かりやすいテーマ設定をしているのだから、もっと直線的に主題を追っかければいいのに、と。

映画に登場する反社の人たちは、不器用で、苦労人。だから、視聴者は憎めない。そんな感情になる映画です。
でも実際は犯罪行為を行っている人たちなわけです。

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